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2008年2月16日土曜日

ネコ

遅ればせながら「不都合な真実」を見ました。ずーっとアル・ゴアが喋りっぱなしで彼のイメージビデオみたいだったのですが、内容が衝撃的でそんなことはとても言っていられない映画であった。CO2をバカバカ出しているのは、山火事と飛行機である。ある会社でCO2削減の試算をして、結局、業務の支障が最小限で削減効果が最大なのは、「飛行機の出張をやめること」だったので出張をやめてネット会議にして大きく排出量を削減できた、みたいな話を聞いたことがある。今年の元日の朝日新聞は温暖化の大特集でさすがに「これはやばいところまできているんではないか」と思った。小学生の頃に「光化学スモッグ」というすごいものがあって、「屋外にいる子供はこれが出たら家に帰りなさい」みたいな、いわゆる「公害」でしたが、そういうのがなくなってきてヤマを越したのでは?と思っていたけど違いました。「温暖化」は「公害」どころのスケールではない。地球の地表で生きている生物界は、めちゃくちゃデリケートなバランスの中で生かされている存在で、自然が臨界点を超えてぐらついたら、全く無力なのでしょう。映画では氷を失って溺死したCGのシロクマが登場した。渡辺トモコはネコを描いている。

この映画は観ましょう。http://www.futsugou.jp/



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