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2008年2月4日月曜日

びぴむぱ

韓国語にはLとRの違いがあって、MとNの違いもある。日本人が「びびんぱ」というと「ん」のところで唇は触れませんが、「びびむぱ」というと「む」のところで触れる。そんなのどっちでもいっしょやん、と思いますが、「びびんぱ」はハッキリ間違いらしい。「かむさむにだ」も決して「かんさんにだ」ではない。「トムソン」と「トンソン」が違うのと同じである。古い友人のスウェーデン人が言っていたけど、日本語と韓国語は響きが酷似している。空港でちょっと離れたところで人が会話していて、日本語と韓国語はものすごくテンポとか抑揚とか音とか似ていて、近くによるまでまでどっちか分からないそうである。わたしも韓国人が日本語の単語(キムラタクヤとか)をしゃべるのと聞くと、あまりに同じなのですげえ、といつも思う。日本人が韓国語の単語を口にすると実はそうでもない。母音の数が韓国語の方がいくつか多いかららしいです。余談ですが、アメリカ人が口にする日本語は原形をとどめていないことが多いですが、きれいに発音で来ているものを生まれてから一度だけ聴いたことがあって、それは「パフィ」です。PUFFY」
と「パフィ」は発音が同じ。つまり日本人が、唯一発音を練習しなくていい単語かもしれない。しかしここで言いたいのはそんなことではなく、ビビムパに代表される韓国料理はとてもおいしい。ソウルに行ったときに、完全に100%言葉が通じない状態でめしを食いに行って、メニューが全部ハングルで
値段もハングルで、でも「びびむぱ」というとメシにありつけた(滞在中ほぼビビムパしか食べなかった)。100%言葉が通じない状態で風呂屋にも行った。ソウルの銭湯で下着を洗面器で洗っていたら、店の人に韓国語でどやされた。外国人だとわかってもらうのにかなり時間がかかった。服を脱ぐと見
た目なんか完全に一緒であった。雪の降りしきるソウルで、銭湯は熱く、オモニたちは心優しく、ビビムパは涙が出るほどおいしかった。正確には「びびむぱぷ」?



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