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2008年5月31日土曜日

デパ地下物語3.

デパ地下のハム屋では惣菜も売っていた。惣菜には大きく分けて、「揚げ物」と「サラダ」があった。どちらもカチンカチンに冷凍された状態でトラックから下ろされ、バックヤードの冷凍庫に運び込まれる。冷凍庫は4畳半の部屋を縦にふたつ並べたくらいのサイズの部屋で、常に零下10℃くらいに保たれていた。壁にも棚にもツララが下がり、暑い夏の日でも2~3分入っているだけで身体が芯から冷える。ドアの内側には丈夫な棒が付いていて、閉じ込められてもその棒を押せばロックが外れて外に出られるようになっていた。生命維持装置である。この冷凍庫にヒトが入っているときに、①ドアをバタンと閉める、②中のヒトが入口の方を振り返る(たぶん)、③冷凍室の照明を消す、という楽しいイタズラを何回もやった。例の棒があると頭で分かっていても、極寒の世界に薄着で閉じ込められると結構どきどきした。今日の渡辺家のお食事は「そうめんサラダ」であった。これにポン酢をかけて食べる。大変おいしい。これにもめん豆腐と青紫蘇を添えても大変合う。



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