ブログ引っ越しました。あたらしいブログは「新・渡辺家のお食事‐ベジ、時々さかな」です。 クリック!!










2008年1月31日木曜日

オオアリクイ2

前回に引き続き、オオアリクイ型キャンドルスタンドについて。渡辺トモコがこの物体を買ったのは、オオアリクイが好きだからではなく、造形の巧みさに賞賛と出資を惜しまなかったわけでもない。彼女がこれを買ったのは、時には電灯を消してろうそくを点け、地球の温暖化を食い止めるためである(だと思う。直接聞いて確かめたわけではない)。しかしそれにしてもこの、サイドから見たバランスがよい。寝ているとき以外は常に食べ物を探して下を見ている草食動物の感じがする。アリ食ってるから草食ではないけれど、なんとなくうつむいているイメージがある。オオアリクイは草原ではシロアリの蟻塚を前足で破壊して、60㎝におよぶ長い強力な粘着舌でアリを食べる。1日に約3万匹食べるそうです。1匹0.5グラムとしても15KG。15KGのアリを食べるってすごい。スーツケースにぎっしり詰めたくらいの量である。自分がオオアリクイで毎日15KGの蟻を食べないといけないとしたらすごくいやである。動物園にいるオオアリクイは、エサとしてのアリをそんなに用意しても
らえないので、ドッグフードをアリくらいの大きさに砕いたものを食べているらしい。上野動物園のオオアリクイはイソップ橋のたもとにいる。

上野動物園公式サイト園内マップ http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/index.html

2008年1月29日火曜日

オオアリクイ

ロウソクたてを渡辺トモコが購入しました。これはまあ、実際のところ珍しい出来事である。我が家には「モノ」が異常に少ない。数回の引越しのたびに家財道具は半減をくりかえし、渡辺トモコも、これを書いているゴーストライターも「モノが少ないのは多いより良い」と考えているので、7年前に1トントラックいっぱいあった家財道具はもはや軽トラ半分にも満たない。何年か前にTVで日本に住む外国人のお部屋拝見、みたいな番組をやっていて、それぞれの国の特色が出ていて大変面白い内容でしたが、衝撃的だったのはアフリカのどこかの国のひとが何人かで共同生活しているアパートには家具とか電化製品とか全くなくて、部屋の真ん中にナベひとつだけ、というシーンであった。ネパールのソウラハ村というところに行ったときに天気が良いので道端に座っていたら、泥の家の中でイスにすわっていたお母さんが自分の座っていたイスを私に貸してくれた。私は道端でイスに座り、お母さんはにこにこして地面に座っていた。その家にはそのイス以外家具はなかったように思う。我が家もそのくらいのハイレベルなシンプルさを目指していますが、たまにロウソク立てを買ったりもする。このロウソクたての存
在感は圧倒的にオオアリクイですが、コイル状に巻いた尻尾がある。コイル状に巻いた尻尾はほぼブタなので、これは「創作動物であろう(談・渡辺トモコ)」

オオアリクイ画像: http://images.encarta.msn.com/xrefmedia/sharemed/targets/images/pho/t054/T054572A.jpg

2008年1月26日土曜日

いわし

今日我が家に遊びに来てくれたひとの生家は魚屋さんである。子供の頃、食卓では家族それぞれ違う種類の魚が並んだと話してくれた。同じ種類の魚がうまく人数分売れ残らなかったためである。彼女は明るく元気な人でとても話が面白い。物心ついて以来魚を浴びるように食べてきて、食魚の極意を知るであろう彼女に「本当においしいと思う魚はなんですか」と訊いてみたら、答えは「鯛」でも「大トロ」でもなく、「メダイの尻尾の付け根の、先端の部分が好き」であった。シロウトにはできない答えである。大阪育ちのゴーストライターが東京に来て「大阪よりおいしい」と思ったものは「寿司」である。ところで大阪には「海遊館」というすばらしい水族館があって、海遊館の順路の最後には「たかあしがに」の水槽がある。何十匹もの大きな「たかあしがに」がうごめいている姿は衝撃的である。ゴンドウイルカやウミガメやエンゼルフィッシュを見て「おさかなってかわいい。生きてるってすばらしい」というヒューマンな
ワタシも、「かにはおいしい。だから私は食べたい」という本来のワタシにためらいなく戻れてしまう。海遊館を出るとすぐに大きなモールがあり、モールに入って最初のお店はいみじくも「シーフードレストラン」であった。しかし天王寺動物園で一日動物を見た直後に新世界の牛串カツをおなかいっぱい食べに行った私の知り合いの方がはるかにカルマが深い。渡辺トモコの描く作品には魚介類が多い。いわしを描いていたので、写真に撮らせてもらいました。

2008年1月25日金曜日

大根もち

ちぢみのようであるが、大根もち。渡辺トモコは時折食べた時の記憶だけを頼りに料理を作る。若き日のモーツァルトがコンサートで聴いた交響曲を記憶だけでスコアに書き出したのに似ている。彼女が最後に食べた大根もちの記憶は(訊いてみたわけではないが)おそらく約2年前のバンクーバーの飲茶である。バンクーバーには香港人が多い。空港にはキャセイパシフィック機がばんばん離着陸し、中華レストランはどこもハイレベルである。名物のサーモンステーキなんか食べるよりも、同じ値段の中華料理を食べるべきである。バンクーバー市の隣のリッチモンド市は巨大なチャイナタウンで、大規模市場の食材の豊かさと、そのへんで適当に食べる安い中華料理のおいしさは、もはや白人文化の国ではない。リッチモンド市はバンクーバー空港とダウンタウンにはさまれた位置にあるので、機会があったらぜひお立ち寄りください。激うま飲茶ははちきれるくらいおなかいっぱい食べて数百円であり、もっとすごい量を食べてる香港人の皆さんはまったく太っていなかった。

2008年1月24日木曜日

大根

激うま。大根は塩コショウを振って、オリーブオイルでソテーしたもの。2枚の輪切り大根の間にはさまっているのはフォアグラではなく、クリームチーズ+ディル+山椒。赤いのはケチャップ。ちょっとびっくりするくらいおいしいのでぜひやってみてください。ケチャップの馴染み方もなかなか絶品であった。緑色の添え物は、大根の葉+白ネギの油なし炒め、塩のみ。これもすごくおいしかったです。宅配食材の「野菜セット」、つまり福袋のようなおまかせの野菜詰め合わせを買ったら大根が入っていたので、大根料理が続いている。渡辺トモコは大根もちも作ってくれました。それは次回の予定。中華料理ではピータン豆腐と大根もちと空芯菜炒めがおいしいと思う。以上。

2008年1月23日水曜日

続・ブラックパスタ

昨日のブラック・イカスミ・パスタの写真が怖すぎたので、混ぜる前のほっとする写真を。これをぐるぐる混ぜてアップで撮ると昨日みたいなオドロオドロしい感じになる。パスタの皿はわが家に伝わる「衛門皿」。ゴーストライターが大阪で大きめのアパートで共同生活をしていた時に、外国人住民の一人にエイモンというイギリス人がいて、彼の持参した皿であった。2枚持ってきたからガールフレンドとお揃いのお皿だったのだろうと思うけど、彼が去る時に「いらない」と言っておいて行ったので、それ以来私が使っている。形もサイズもデザインも気に入っていて、使いやすい。エイモンは某英会話学校の先生で、キッズ英会話レッスンがあった日は決まって子供たちを呪っていた。大変な仕事だと思う。スコッチウイスキーを1本買ってくれたりして、表情はいつも柔らかく背も高く、大変紳士的な人物だった。いまどこでなにをしているんだろう。

2008年1月22日火曜日

ブラック・パスタ

こわい感じの写真ですが、おいしいイカスミパスタ。玉ねぎを炒めて、とうがらしと白ワインを加えて煮立たせて、市販のイカスミペーストと一緒にパスタに和える。話は変わりますが、「株価が下がる」という代わりに「株価が下げる」といったりする。これはなんだろう、つまり自動詞と他動詞の混乱による心地よいめまい感は何かに似ている、と長い間思っていたのですがやっと分かった。それは「おならがでたい」です。「社会的存在としての自分はおならなんかしたくないけど、おならが出たいんだからしょうがない」という意味で使われる(文責ゴーストライター)。そういえば、「うまれた」は英語で「I was born」といいますと学校で習って、うわっ、日本語と逆だなあ、受け身なんだなあ、と思ったことがみなさんもおありだと思いますが、「うまれた」も「うんだ」の受け身である。漢字は「生まれた」と「産んだ」で違うけど。イカスミパスタはおいしい。

おならパンツ(意味なし) http://www.gizmodo.jp/img/070825farty-pants.jpg

2008年1月20日日曜日

小石川図書館

東京都文京区小石川図書館の蔵CD数は13,000枚である。クラシックもロックも邦楽も含めた枚数なので、欲しいものがなんでもあるというわけにはいきませんが、「タダ」なのはものすごい魅力である。渡辺トモコ+ゴーストライター2人分の枠を使って20枚借りてきた。こんだけ新品を買ったら5万円である。「ハズレ」が怖くて手を出せなかったのや、「今日こそ買おう」と思っても一番聴きたいのがいつも別にあって買えなかったものを20枚。文京区には図書館が10ヶ所くらいあって重複のない在庫がそれぞれ数千枚あるみたいなので、CDを1年買わない代わりに自転車を買って片っぱしから
借りていったら結構豊かな音楽生活になりそうです。これは都会生活の醍醐味。学生の時に図書館でアルバイトしたことがある。カウンターに座って本を貸し出したり、戻ってきた本を棚に戻す仕事。場所柄か、訪れる人の半数は子供だった。そのころすでに「アンパンマン」は世の中を席捲しており、彼等の借りる本に「アンパンマン」が占める割合は8割を超えた。この不滅キャラを作った人は「手のひらを太陽に」を書いた人だそうです。図書館は楽ちんで自給も良くておいしいバイトだったが、何回も「ありがとうございました」と言いそうになって困った。図書館では「いらっしゃいませ」も「ありがとうございました」も言ってはいけない。

ちょっと有名-アンパンマン会議  http://www.planbiz.info/blog/archives/20040817_151937.php

2008年1月19日土曜日

きのうと同じ食卓の写真を見ていたら、緑一色であった。左から「かき菜」とうす揚げの炒め物、ほうれん草のおひたし、長ねぎとローズマリーのにんにくソテー。右上は納豆を包んで焼いたうす揚げ。かつおぶしがあるのでベジタリアンの食卓ではないけど、ほぼ緑色の野菜と大豆だけでできていて、大変珍しい。なにかの冗談のようでもある。お味はそれぞれとてもおいしかったです。

2008年1月18日金曜日

皿3種。100円と20円と0円の皿です。右奥は100円ショップの皿、手前2枚は近所のオーガニックなカフェが店じまいガレージセールで
5枚100円で売っていた皿(VAIOノートが10,000円で売っていた。買えばよかった)、左奥は渡辺トモコが閉店日の和食屋さんでもらってき
た本気の器でタダ。塗りがはげても存在感が安っぽくならないのがえらい。100円のが一番値段が高いのに一番安っぽい。右奥の白ネギ炒
めはおいしかった。白ネギとローズマリーとにんにくをフライパンでオリーブオイルで焼いて、しおこしょうで味つけ。ビールはモルツ、ごはんは
玄米であった。

「皿」で検索したらおもしろい皿にヒットした。  
http://www.amazon.co.jp/%E6%84%9B%E9%BE%8D%E7%A4%BE-916017-%E5%A5%B3%E4%BD%93%E7%9B%9B%E3%82%8A%E7%9A%BF/dp/B000O3T5K4

2008年1月17日木曜日

はなさきがに

花咲ガニを食べました。ナベやお椀にカニが入っていると赤くてきれいである。ちらし寿司における茹でエビ、ブリの照り焼きにおけるハジカミ、カレーライスにおける福神漬、カリフォルニアロールにおけるトビコ、ショートケーキにおけるイチゴに至るまで、「赤」は料理を数倍おいし
く見せる。○―ストラリアのケア○ズという街のラーメン屋で働いたときに、「料理は見た目」ということを教わった。ラーメンの麺はスープに沈んでいてはいけない。ちゃんとドンブリの中央に顔を出すように、「立てて」入れる(そばと違って、ラーメンでは麺はスープのあとから入れ
る。逆はあり得ない)。メンマやチャーシューは水面上の麺の上に「うずたかく」のせる。絶対にスープに水没してはいけない。なにもかもが沈んでいてスープしか見えないラーメンなんておいしそうでもなんでもない。「高く積み上げる」のはラーメンだけではない。外食すると食べものの盛りつけは大抵そうである。花咲ガニはヤドカリの仲間である。もっと言うと、ヤシガニの仲間である。足が8本しかなく、トゲトゲで強そうである。味はおいしかったです。

エイリアンのようなヤシガニ  http://www.ne.jp/asahi/mystery/enigma/d_img/ml_spd_rs3.jpg

2008年1月15日火曜日

保温ジャー

前回はガーデン・パラソルでしたが今日は保温ジャー。巨大である。定食屋さんに置いてあるサイズ。となりにおいたのはフルサイズのヤカンである。この保温ジャーに、炊いた玄米がどっさり入っている。玄米は少しずつ食べる。やや特別な健康志向の玄米で、めちゃくちゃ日持ちがする、というか炊いてから何日か経った方が良いらしく、何日分も炊く。お弁当はここからご飯をよそってお弁当箱に入れ、卵焼きを作って入れる。味噌汁パック付き。一汁一菜腹八分にちょっとずつ近づいているような気がする。一汁一菜ワライジワである。なんかよくわからないけど、ゆったりとして幸せそうである。中に入っているのはほかほか玄米。

2008年1月14日月曜日

ガーデン・パラソル

ベランダビヤホール計画の一歩目として、緑色のガーデンパラソルを買った。直径210cm。そんなに値段が高くないのになかなか丈夫な庭用パラソルで、スタバ・カラーである。いろいろ調べたけれども他の色は欲しくならなかった。スタバの洗脳力はすごい。パラソルと一緒に「台」も買った。「台」は鉄製で15Kg。パラソル本体はかなり重いので、「台」はそれなりに重くないといけない。15Kgの鉄板は、部屋の中も転がしてベランダに運ぶほど、ものすごく重い...わが家はエレベーターなしの5階である。○○急便の人はこれを持ち上げて5階までのぼることになる。ネットでオーダーするときから「かわいそうだね」「そうだね」と思っていたけれど、息も絶え絶えに配達してくれた○○急便に感謝。数日後にはカナダから段ボール箱15個の家財道具が届く。

2008年1月13日日曜日

続ブラック・パスタ

昨日のブラック・イカスミ・パスタの写真が怖すぎたので、混ぜる前のほっとする写真を。これをぐるぐる混ぜてアップで撮ると昨日みたいなオドロオドロしい感じになる。パスタの皿はわが家に伝わる「衛門皿」。ゴーストライターが大阪で大きめのアパートで共同生活をしていた時に、外国人住民の一人にエイモンというイギリス人がいて、彼の持参した皿であった。2枚持ってきたからガールフレンドとお揃いのお皿だったのだろうと思うけ
ど、彼が去る時に「いらない」と言っておいて行ったので、それ以来私が使っている。形もサイズもデザインも気に入っていて、使いやすい。エイモンは某英会話学校の先生で、キッズ英会話レッスンがあった日は決まって子供たちを呪っていた。大変な仕事だと思う。スコッチウイスキーを1本買ってくれたりして、表情はいつも柔らかく背も高く、大変紳士的な人物だった。いまどこでなにをしているんだろう。

2008年1月12日土曜日

エルモ

わが家の電灯に吊られている真っ赤なエルモである。昨年11月に引っ越してきたときにすでに吊られていた。腹部をつかんでスイッチをオン・オフするのでかなりの苦痛なはずですが笑顔なのがいい。渡辺トモコも私(ゴーストライター)もこんなのわざわざ買わないし、普段なら取り外して捨てちゃうのですが、ヒモが絶妙に短いせいで未知の円盤に吸われていくような存在感がたまらなく、ずっとそのままになっている。英語勉強しなきゃという気持ちにもなるし、白眼なのもよい。いま我が家のベランダに面した部屋は唯一広い部屋なのに電灯がなく日が暮れるとその部屋は真っ暗になる(本当)。友達が来たりすると、そっちの部屋でご飯を食べるので、エルモ電灯を取り外してそっちに吊るしたりするのですが、どうも不便なので(というかめちゃくちゃ不便)、ひとつ買おうと思って東急ハンズの照明売り場に行ったら「いか」と「さんま」という名の照明があった。「集魚灯」をインテリアとして売っているのである。でもこれが意外によくて、我が家の朴訥なタタミ部屋になじみそうで、値段も
3,000円くらいで安かったので欲しかったのですが、渡辺トモコは「傘つき裸電球」(ハンズはなんでも売っている)に固執し、結局主張は平行線のままその日はなにも買わずに帰りました。部屋の隅に木を置いて、それを照らすだけのスポットライトにしてしまうのもよいのではないかと思っている。

2008年1月11日金曜日

公園ネコ

太陽の光を感じる写真はやっぱり気持ちいい。公園にいるネコの中には全く人間を意に介さないネコもいて、このネコも見ている前で枯れ草にがさがさ入っていって眠ってしまった。せっかく見つけた気持のよい場所から動きたくないし、なによりもネコは眠い。ヒトが1日5~8時間眠るように、ネコは20時間くらい眠らないといけない(渡辺トモコ説)。寝る場所を探すために生きているようにさえ思える。寝る時間が長いのは「もったいない」と思うのはどうなんだろう、どうなんだろう、と最近よく考える。寝る時間になって、「いま寝てしまうのはもったいない」と思うことはよくある。なんでもったいないのでしょう。今日いちにち、起きてから寝るまで16時間あって、朝家にいたのが1時間、電車に乗ったり会社で働いたりした時間が11時間、帰ってからご飯を食べてお風呂に入って2時間、のこり2時間しかないからやっぱりそれは「もったいない」。でもなんか違うような気もします。ヤマネは5年間の人生のほとんどを眠って過ごすそうだ(渡辺トモコ談)。と聞いて、「すごくもったいない」と思いましたか?

ヤマネってどんなだっけ?というひとに http://www.1101.com/kawaii/images/050720/yamane1.jpg

2008年1月10日木曜日

ひよこ豆カレー

大好きな豆カレーのひとつ。ひよこ豆を水は戻して柔らかく煮ておく。厚手の鍋に油をひき、たまねぎを茶色くなるまで炒め、セロリのみじん切り・クミンシード・にんにく・しょうがをあわせて炒める。トマト缶とにんじんを入れ、水を足してスパイス類(ターメリック、チリ、コリアンダーパウダー、ほか)とともに煮る。途中でひよこ豆を加えて、最後に塩・こしょう・ガラムマサラで味をととのえる。トマトの味がしておいしい。日本で自分で作るカレー(これは渡辺トモコが作ったカレー)と、インドで食べるカレーと、日本のインド料理屋で食べるカレーは全部違う。全然違いすぎて、わけがわからない。解けない謎である。インドで食べるカレーはそれはそれはなんというか...「まずい」ものだった。生まれて初めてインドに行って、最初の食事のひとくちめを食べて「あっ」と声を上げるくらいまずかった。お湯ととうがらしの味がした。何回も行って少しずつ慣れてきて時々「まずくない」カレーに出会うようになり、そのうちに「これならおいしい」とたまに思うようになった。気のせいかもしれないけど。だからサモサは息抜きのように食べた。カレーよりずっとおいしかった。そんな国で心の底から「美味」だったのは「バナナ」である。ほかに口にするものが全部攻撃的な味だったのでなんでもないバナナをおいしく感じたのか、黄色くなってから収穫する南国のバナナだったからおいしかったのか、今でも分かりませんが、ものすごくおいしかった。バナナは一房で3円くらいであった。インドに行きたい人は連絡ください。往復チケットが安い時で6~7万円くらい。写真手前からあずき玄米、ひよこ豆カレー、モルツ。

2008年1月8日火曜日

きんぴらごぼう

よく見るとえらく細切りである。渡辺トモコが友人に教わった製法で、ごぼうとにんじんを細く切って、ごま油で炒めて、しょうゆとみりんにあえて出来上がりとのこと。通常は炒めてから煮詰めるのですが、炒めるだけのほうがおいしい気がする。ぜひ試してみてください。細く切らないと火が通らないらしい。余談ですが、昨夜の睡眠時間は7.5時間であった。実はこの2ヵ月あまり毎日必ず8時間寝ているので、今日は寝不足で昼間仕事中に眠くなった。これはよくない、ちゃんと8時間寝ようと思ったのですが、よく考えてみると仕事中に眠くならない方が異常である。8時間眠るとさすがに昼間めちゃくちゃ元気である。作業をするのに元気を奮い起こしてやるということがない。賛否両論を呼びそうですが、なにをしていても気持ちいいのでおすすめです。さらに次は睡眠時間を前にずらして、つまり午後9時くらいに就寝して、5時くらいに起床して、身も心も空気もクリアな朝の時間にいろいろやることをやってしまおう、というたくらみがある。「朝ゴハンのまえ」という意識は、物事を効率よく短時間に仕上げる効果がある。そして週末には普段よりさらに早起きして一日を長く長く楽しむのである。

2008年1月5日土曜日

さかな

書展に行った。大変権威のある書展で、なんと知人が二人も出品していた。作品はどれも素晴らしく、久しぶりにこころが洗われた外出であった。たまたまひらがなだけで書かれた作品があって、小さい子供が一文字ずつ声に出して読んでいる。微笑ましい光景である。でもほかに読める作品がないのは私も同じであった。私が子供を見て微笑んだのは、なんというかこう権威に対する精神的敗北である。これは今日の反省点。全然わかんなくても堂々と胸を張っているべきである。そんなときに目に飛び込んできたのがこの作品である。大きく三文字からなる大胆な構成で、私には最初の文字の意味が一瞬にして理解できた。芸術は爆発でなければならない。漢字も読めないのにへらへら見ているオトナも、「あー」とか「うー」とか声に出して読んでるガキも、一瞬にして吹き飛ばすような爆発でなければならない。文中のお二人様、迷ったけどネタにしてしまいました。ごめんなさい。文責:ゴーストライター



2008年1月4日金曜日

サモサ2

ホームページのレイアウトをいじりました。もうウインドウを狭めても画面がぐちゃぐちゃになりません。「渡辺家のお食
事」も半透明に画像にかぶって、いい感じになった。さて、2回目のサモサ。前回よりカレー味強め(チリ、クミン、ターメリック)で、揚げ油の量はさらに少なめに。成形はより厳密な正六面体に(あまり意味はない。作り手のエゴ)。サモサはすごくおいしい。冷めてもおいしいので仕事のお弁当に持っていく日も近い。日本にサモサの屋台があったら絶対買うと思う。お客さんが見ているところで生地を練って、具を包んで、揚げて、並べて...楽しそうである。ついでに同じ油で揚げてしまえるカレーパンなんかもメニューにしたら、大繁盛すると思う。体得した正六面体の包み方は... めん棒で生地を20㎝×6~7㎝の楕円形にのばす→端を10㎝くらい90°に三角形に折り返す→くるっと円錐形にして、左手の人差し指と親指を丸めて載せる→意外に具はたくさん入る。ぎょうざよりずっとたくさん詰められる。ソフトクリームのように、先端まで具が詰まるようにする→生地でふたをして、すきまが出来ないように指でつまんで四方を閉じる(正確には六辺)。できあがり写真は、画像をクリック。あとは160℃の浅い油でゆっくり揚げるだけ。

2008年1月1日火曜日

オリーブ

皆様、あけましておめでとうございます。ホームページをご覧いただいている方々、本当にありがとうございます。もっ
ともっと楽しく、見やすくなりますのでこれからもどうぞ見て下さい。昨日の大晦日の散歩中に、神楽坂(近所)の花屋
さんでオリーブの苗をループにあしらえたもの-クリスマス用-が叩き売られていたので買いました。安かったので二鉢。
これから彼らをほどいて、まっすぐ天に向かって伸びてもらうのですが、どうすればうまくできるんやろ。このまま伸びる
と輪が大きくなるんだろうか?2周目、3周目とぐるぐる成長するんだろうか?

写真はわが家のベランダから東の方向を向いて撮ったもの。正月は空がきれいだ。



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