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2008年11月19日水曜日

ネズミーランド


昨日はミッキーマウスの80歳!の誕生日だったそうですが、その前日はマイ誕生日でしたので、何となくネズミ-ランドへ行ってきました。相方は人生初体験だったけれど結構楽しんでました。会社の同僚から忍耐を要するとさんざん脅されていたらしく、覚悟を決めて行ったのがよかったらしい。
私は9年ほど前、ディズニーシー建設の際に友人とペンキ塗りのバイトをしたことがある。ミラコスタという場内ホテルの内装であるが、いわゆる3K(キツイ、汚い、くさい?)の仕事であった。ヘルメットとつなぎと粉塵マスクを渡され、タオルを首に巻いて現場に行く。ペンキをただローラーで転がして塗るのではなく、二色のペンキをスポンジを使ってぼかしながら叩いて塗ってゆく、、ひたすら。しかもそれ専属の監督がいて、ぼかしが汚いとやり直しをさせられる。気の長~い作業であった。。友人と、夢の国を作るのは容易じゃないね、とよく言った(笑)。
内装や配線作業など、とにかくいろんな業者が入り混じって同時に作業を進めていたので、邪魔だの迷惑だの予期せぬ事態も多い。そんな中、本場アメリカからやって来た「ディズニーキャラクターだけを描く職人」が何人かいて、彼らは壁や天井にミッキーとかを描くのであるが、彼らの半径2メートル四方程の空間だけは別世界であった。ビニールシートで覆われたその空間には、足もとに素敵な音楽が流れるラジカセが置かれ、柔らかい光の照明があり、温かい飲み物入りのポットが置かれ、粉塵マスクもヘルメットもしないジーパンとTシャツを着た外人が鼻歌まじりで心地よくミッキーを描いていた。それはそれは別空間だった。こんなところにまで格差社会が、、と当時おもった。しかし、やっぱりネズミーランドはよくできた夢の国である。by tomoko



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