
2008年4月30日水曜日
大塚物語9「ふとん交換について」

2008年4月29日火曜日
大塚物語8「風呂屋について」

2008年4月28日月曜日
大塚物語7「床屋について」

2008年4月27日日曜日
陶芸
向島器林という陶芸工房にお邪魔しました。渡辺トモコの古い友人で、ゴーストライターと同郷の関西出身の陶芸家の営んでおられる工房で、ものすごく大量にヤマイモが入っていて信じられないくらいおいしいお好み焼きを作って食べさせて頂いたのですが、まあそれはさておき、素焼きを終えた陶器(前回お邪魔した時に土をこねて成形したもの)にウワグスリを付ける、という作業を体験した。土をこねて成形したときもかなり楽しかったが、ウワグスリは想像を絶して気持ちよかった。薄ムラサキの液体とピンクの液体に素焼き済みの陶器をどぷっとひたし、3秒で引上げる。陶器は薄ムラサキとピンク半々のきれいな色になり、これを本焼きするとなんと漆黒とグリーンの半々になるのである。工房の陶芸教室はものすごく楽しそうである。
2008年4月26日土曜日
大塚物語6「続・借金取りについて」

2008年4月24日木曜日
大塚物語5「借金取りについて」

2008年4月23日水曜日
大塚物語4「壁の薄さについて」

2008年4月21日月曜日
大塚物語3「掃除について」

大塚アパート(仮名)ではキッチンとトイレが共有スペースであり、共有スペースの掃除は管理人(=渡辺トモコとゴーストライター)の仕事なのであった。渡辺トモコは我々の部屋の掃除を担当したので、実際それはゴーストライターの仕事であった。掃除は週末に行われた。大塚アパート(仮名)のキッチンにはだいたいいつも3~4匹の巨大XXブリがいてゆったりと触手を動かしていたので、掃除は窓を開けて彼等に出ていったもらうところから始まった。流し台とガスコンロは一週間分の生ゴミ汚れとオイル汚れでギラギラしていたので、ゴーストライターはゴム手袋とタワシとスポンジと大量の洗剤で武装しあらゆるところを磨いた。アパートにはもちろんドブネズミもいて生ゴミをとんでもないところ-食器棚のうえとか、冷蔵庫と壁の隙間とか-に置いていったので、それも片づけた。キッチンが終わったら、次はトイレであった。トイレの掃除をする前にゴーストライターはマザーテレサや野口英世やガンジーのことを考えた。自分も偉人達のように他人のために自己を捨てて精いっぱい尽くそうと思った。心の準備が出来てから専用のビニ手を着用し、専用のスポンジを右手に持ち、息を深く吸い込み、扉を開けた。食事中の人がいたらここでブラウザを閉じてほしい。扉をあけると、そこには10人×一週間分のほとばしる飛沫と、時にはなんというかその固形物もあった。いつだってオレは本気だったので、トイレはピカピカになったですが、半日もすれば元通りに恐ろしい小部屋に戻っているのであった。
2008年4月20日日曜日
大塚物語2 「住民について」

大塚アパート(仮名)には、管理人室以外に部屋が10部屋あり、住民は各部屋に一人ずつ住んでいた。彼等は全員、工事現場の警備員であった。正確に言うと、大塚アパート(仮名)は、とある警備会社の寮であり、彼等はそこで働く警備員なのであった。工事現場の警備員の朝は非常に早い。工事は始まる時間には既にLED警備棒を振っていなければならない。朝早い工事現場の人たちよりもっと早く出勤していなくてはいけない。そんなに早いと電車がない。電車がないので都心である大塚に住み、4時とか5時に自転車で出動していくのであった。彼等は(まあ当然)全員男で、決して裕福ではなく、独身または出稼ぎで東京に来ているひとなのであった。普段はあっさりした良いひとで酒が入るとギラギラに豹変する南国出身のおじさんも、メガネをかけたなぜか公務員ふうのひとも、絶対に言葉をしゃべらない小柄色黒激やせの青年も、なにがあっても笑顔を忘れない聖人君主のような人もいた。でもぶっちぎりでキャラが立っていたのは料理好きな赤ら顔のおじさんであった。赤ら顔のおじさんは陽気で愛想が良く、酒癖が悪くてアメリカと戦争をしたアラブの国の大統領に似ていた。おじさんは酔うとTシャツとブリーフというスタイルでキッチンでビールを飲むので細心の注意が必要であった。さらに続く。写真はヒメマルカツオブシムシ(小さい)。
2008年4月19日土曜日
大塚物語1

写真はベランダのカモミール。
2008年4月17日木曜日
パン

2008年4月15日火曜日
手打ちそば「もみじ」-後編

朴訥な感じの青年が作った料理はじつにおいしかった。卵焼きは甘口でとろっとおいしく、おつまみてんぷらはカリッと香り高く、そばは太さが不均一で、噛み切れないような弾力のある、手打ちのそばであった。その強固な入りにくさのせいか他に客はおらず、料理もお酒も実においしかったのでこころゆくまで楽しんだのであった。はたして料金はボッタクリどころか大変良心的で、その怪しいビルの家賃の安さを物語るものであった。場所は都電の東池袋4丁目のホーム脇、東京メトロ有楽町線東池袋駅の真上、目印はくすんだオレンジ色の「もみじ」の看板。同じビルの2階より上には本物のスナックがあり、こっちはホンモノっぽいので好奇心でトライしない方がいいかも知れない。 写真は大塚付近の都電停車場。
手打ちそば「もみじ」-中編

2008年4月14日月曜日
手打ちそば「もみじ」-前編

2008年4月13日日曜日
まいたけ

2008年4月12日土曜日
2008年4月10日木曜日
ビアグラス
2008年4月9日水曜日
いちじく

2008年4月8日火曜日
フリマ

引越しをよくするのでフリマに出店する機会が多い。今回の会場は近所だったのでキャスター付きのカバンに売り物を詰めて歩いて行った。フリマに出店しているヒトは2種類に分かれる。不要なものを処分しに来たヒトと、ちゃんと利益を上げに来たヒトである。「不要」のほうのひとのお店にはあんまりたいしたものが並んでいないけど、設定価格が安いし値切れるとまけてくれる。欲しいものが見つかったら大ラッキーである。「利益」のほうのお店は品物が選ぶくらい揃っていて、欲しいものがちゃんとあって、でも値段が高い。売るものがあまったらあまっただけ持って帰る人たちなので、安くしてくれない。我が家は「所有物は少なければ少ないほどよい」という考え方なので、フリマに出店する時は「完売」が目標である。どんどん値下げして最後はまとめて叩き売って、周りのお店より早く、だいたい3時か4時には閉店して帰る。フリマに出すものに「いくら以上で売らないともったいない..」という感傷は禁物である。一日が終わって、売り上げがいくらあったか、が大切である。売り上げが同じならひとつでも多く売れた方がいい、というビジネスの常識を覆すクレイジーなスタイルである。でもそうしないと家にはフリマで売れなかったものが溜まっていってしまう。天気が良いとフリマは楽しい。モノさえあればすぐまたやりたい。
2008年4月7日月曜日
生野菜サラダ

パン生地をこねるような大きなボウルで入っているのは生野菜サラダである。ミズナ、キュウリ、トマト、セロリ、ピーマン、白菜、という妥協のない野菜チョイスで、がさっと取り分けてばりばり食べる。生野菜は最小限のカロリーで満腹になり、毎日こればっかりだと栄養が偏りそうですが、ときどき食べる分にはたいへんよいと思う。これに冷奴とフランスパンとオーガニック・ビール。一分の隙もないです。オーガニックビールはよなよなエールの会社が作っていておいしい。
よなよなエールの公式サイト(へんなサイト)http://www.yonasato.com/
2008年4月6日日曜日
チャパティ2

2008年4月5日土曜日
チャパティ
チャパティはどうして焦げ付かないんだろう?とずっと思っていましたが、今日インド人のかたがチャパティを作るのを間近に見てその謎が解けた。ナンは生地に油を練りこむので窯に焦げ付かないのですが、チャパティは(油を使うものをチャパティと呼ぶこともあるけれども)、まったく油を使わないのに鉄板の上で焼く。答えは実に簡単だったのですが、小麦粉を水でこねて、丸く延ばして、フライパン(本当は専用の丸い鉄板を火にかける)にのせる前に粉をまぶすのでくっつかない。そんなのは普段料理をする主婦の方とかだと当然のように知っているのかもしれませんが、目からウロコが落ちる思いであった。しかしさらにブックリしたのはその後であった。彼は両面が軽く焼けたチャパティをフライパンから持ち上げ、フライパンをコンロから離し、チャパティをコンロの炎の上に載せた。するとチャパティはプーッと膨らんで、しかも直火であぶられて、ああ..これだよこれ..という焼き色になった。これは心を揺さぶられたので今日は動画です。
2008年4月4日金曜日
イカ

イカの身に長ねぎのみじん切り、みそ、お酒を和えた詰め物をして、フライパンで炒めたもの。長ねぎのみじん切りは一部イカと一緒に炒めて、焼きあがったイカにのせる。イカの身はやわらかく、詰め物はおいしかった。カナダで「カラマリ」というギリシャ料理が大ブームになっていた。外食をほとんどしなかったので、それはいったい何だろう?と長い間思っていて、ついに食べてみたら、「イカリングフライ」であった。考えてみると彼等はイカはめったに食べないし、イカリングフライも身近にないので、見慣れない感じの、でもとっつき安い味の外国料理としてヒットしたのだと思いますが、日本人から見るとやっぱりイカリングフライ以上のなにものでもなかった。しかしカナダはアメリカ文化圏なので「揚げモノ」がすごく上手であった。味付けしたコロモと大量のガーリックソルトで「カラマリ」は大変おいしいのであった。イカの風味がして、ゴハンが欲しくなった。
フライド・カラマリ:http://academic.uofs.edu/student/TAGLEM2/calamari.html
2008年4月3日木曜日
スプラウト

2008年4月2日水曜日
豆乳みそしる
